2021年5月22日 日本経済新聞土曜版 NIKKEIプラス1 「知っておきたい近代レンガ遺産」

日経新聞の土曜版NIKKEIプラス1の「何でもランキング」で「知っておきたい近代レンガ遺産」と題し、NHK大河ドラマで、今放映されている渋沢栄一に関連した「日本各地の赤レンガランキング」の特集が組まれ、その選定専門家に(一社)日本観光文化協会会長の小塩稲之が選出されました。

小塩稲之のコメント

1位 富岡製糸場(群馬県)「世界と日本の技術交流を示す遺産の集合体」
10位 韮山反射炉(静岡県)「当時の最先端技術が集められた場所。製鉄・鉄鋼、造船、石炭といった産業の基盤づくりに貢献した」

調査の方法

全国各地のレンガに関係する産業遺産から、専門家の助言を基に、日本の近代化の歩みを学ぶためにも知っておきたい29カ所を候補として選定。「歴史的価値の高さ」「日本の技術発展への貢献度」「構造物としての美しさ」といった観点から専門家12人におすすめ順に挙げてもらい、結果を編集部で集計した。

今週の専門家

▽井門隆夫(高崎経済大学教授)▽市原猛志(熊本学園大学商学部講師)▽伊東孝(日本イコモス国内委員会「技術遺産小委員会」主査)▽黒沢永紀(都市探検家)▽小塩稲之(日本観光文化協会会長)▽竹内秀一(日本修学旅行協会理事長)▽津村泰範(長岡造形大学准教授)▽富本一幸(トラベルニュース編集長)▽二村悟(工学院大学総合研究所客員研究員)▽前畑洋平(産業遺産コーディネーター)▽山岡邦章(岸和田市教育委員会郷土文化課文化財担当長)▽山田祐子(ツーリズムワイズラボ代表)=敬称略、五十音順

[NIKKEIプラス1 2021年5月22日付]